@article{oai:seitoku.repo.nii.ac.jp:00000992, author = {髙山, 詩穂 and 滝, 恵津 and 山田, 恵子 and 髙木, 初子 and 水戸, 美津子 and Shiho, TAKAYAMA and Etsu, TAKI and Keiko, YAMADA and Hatsuko, TAKAGI and Mitsuko, MITO}, journal = {看護学ジャーナル, Journal of the Institute Nursing Science Seitoku University}, month = {}, note = {PDF, 〔目的〕学生側の視点から状況設定シミュレーションの成果と課題を明らかにし、今後の状況設定シミュレーションの改善への示唆を得ることを目的とした。〔方法〕A 大学看護学科1 ~ 4 年を対象に、無記名自記式質問紙調査を実施した。A 大学の状況設定シミュレーションの目標や事前学習等の評価等について、4段階で回答を求めた。「そう思う」「ややそう思う」を肯定的回答、「あまりそう思わない」「思わない」を否定的回答として、学年別の差をみるため、χ2検定を行った。〔結果〕状況設定シミュレーションの目標に対する評価では、「SBAR を用いて報告できるようになった」は、学年間に有意差があり、学年が上がるにつれて肯定的回答が上昇していた。事前に提示された課題以外に、関連する知識や技術演習をしてきた学生ほど、デブリーフィングでの積極的な発言や主体的参加、ディスカッションへの集中等が高い傾向にあることがわかった。デブリーフィングは、「学習内容が深まった」の評価は高かったが、「積極的に発言できた」の評価は他の項目と比較して低かった。学内でシミュレーションを経験して、「実習で患者に接する際のイメージができた」学生は多かったが、「緊張感が軽減できた」「看護をする自信がついた」学生は約70%前後に留まった。〔考察〕A 大学の状況設定シミュレーションの目標は概ね達成されていた。「SBAR を用いた報告」は、他の項目と比較すると肯定的回答が低いが、高学年になるほど学習経験が積み重なり、自信がついていくと思われる。デブリーフィングで積極的に発言できるためには、学生側だけではなく、教員側の姿勢も問われる。今後は、少人数での実施やアイスブレイクを取り入れ、発言しやすい環境をつくるとともに、教員側の姿勢として、「できた、できない」を評価するのではなく、「失敗してもよい、そこから学ぶことが重要である」という前提を再認識する必要がある。}, pages = {25--36}, title = {看護基礎教育における状況設定シミュレーションの成果と課題:学生側の視点から}, volume = {1}, year = {2019}, yomi = {タカヤマ, シホ and タキ, エツ and ヤマダ, ケイコ and タカギ, ハツコ and ミト, ミツコ} }